理想や夢は、全て自身の変革からしか始まらない!・・・(入学式 式辞)! 2019.04.09
 
「人間味溢れる産業人の育成」を建学の精神に掲げる、ここ祐誠高等学校の校庭の樹木も、春の訪れを感じさせるが如く、新しい芽をふいています。若さ溢れる陽春の本日、ご来賓ならびに保護者の皆さまのご列席のもと、2019年度入学式を盛大に挙行できますことに、心から感謝申し上げます。
 
 ただいま入学を許可された445名の新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんは本日より祐誠高校の一員となりました。これから3年間、あらゆることに果敢に挑戦し自身の黄金の歴史が刻めるよう奮闘、努力していただきたい。
 
私が尊敬してやまない先生が、かつて引用されたイギリス・ウェストミンスター寺院のある聖職者の墓碑に刻まれた言葉を皆さんに紹介し、皆さんに、自身の心の大切さと自己変革の重要性を訴え、式辞にしたいと思います。

その言葉は、
 
「若き日には、世界や国を変えたいと大きな夢を抱き、晩年には、せめて家族を変えたいと努力したが、結局、何も変えられなかった。いよいよ人生の幕を閉じるに当たり気づいたことは、まず自らを変えることができていれば、周囲を変えることもできたのではないか」
 
というものです。つまり、どのような大きな理想や夢も、全て自身の変革からしか始まらない。逆に言えば、自身が、自分の心が良い方向に変わっていけば、どんなに不可能と思えることも可能になると言うことだと信じます。本日、入学を許可された皆さんは、それぞれが大いなる目標を胸に秘めていると思います。
その理想や目標がこの3年間で達成されるよう、今日から日々成長の姿勢を堅持するよう期待して式辞とします。

 
学び続けよ! 学は光り、学ばざるは暗し・・・(卒業式 式辞)! 2019.03.01
 
陽ざしもすっかり明るくなり、新しい春の訪れが、そこここに感じられる今日、多くのご来賓の方々、また多くの保護者の皆さまにご列席を賜り、ここに祐誠高等学校第五十五回卒業式が盛大に挙行されますことは、誠に喜ばしいことと存じます。

 さて、ただいま卒業証書を授与された563名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。
今から三年前の四月、皆さんは期待と不安を胸に本校の門をくぐりました。その入学式において、私は、皆さんに「さあ出発しよう! 悪戦苦闘を突き抜けて! 決められた決勝点(ゴール)は取り消すことができないのだ」とアメリカの詩人、ウォルト・ホイットマンのことばを引用し、「新入生の皆さん、本日より新しい高校生活の出発です!3年後の決勝点(ゴール)つまり卒業式を目指し大いに頑張ってまいりましょう!」と呼びかけました。その呼びかけ通り皆さんは様々な艱難辛苦に耐え青春を鍛え、かけがえの無い友との時間を過ごし、本日晴れて卒業の時を迎えました。ここに至るまでには本人の努力は勿論のこと、何よりも皆さんのことを陰になり日向となって応援し支えてくださった保護者の方々の存在があればこそと思います。保護者の方々のお喜びもいかばかりであろうと拝察し、心よりお祝い申し上げる次第です。

 卒業生の諸君に私から祝福のメッセージを贈りたいと思います。
一つ目は
「学び続けよ」ということです。中国の古典である詩経には「日々学を成し怠らず励めば光明の人を光り輝かせる」とあります。皆さんは、本日で高校生としての学びは終了しますが、人生の本格的な勉強はまさにこれからであります。皆さんの学びの場は無限大であり主体的に学んだ分だけ、人格と人生を輝かせていくことが出来るのだと信じます。「学は光り・学ばざるは暗し」との心意気で、生涯青春の気概を持ち続けて欲しいものです。

二つ目は
「信念を持て」ということです。
平和と安定の礎の下、調和と共助そして共生が、幸福の理想だと考えますが、最近の世界情勢と動向を鑑みるとその逆で、混乱と不信、自分ファースト主義といった風潮が世界を覆い尽くそうとしているようにも思えます。確かに誰しも、自分が一番大事です。しかし、そういった時代だからこそ、皆さんには「
他人の不幸の上に自分の幸福を築くことはしない」といった断固たる信念を持って欲しいと思います。自分を大切にするということは長い目で見た場合、結局は相手や周囲への誠実な対応をすることです。そういう生き方によって人格が磨かれ、周囲の信頼を得ることが出来、最終的には素晴らしい人生を過ごすことが出来ると私は信じています。

時代は今、AIを始めとした科学技術の急速な進歩に加え、世界を巻き込んだ価値観変遷の時代を迎えています。だからこそ大いに学び、そして人として心を大切にすることを忘れないでもらいたい。皆さんが社会の大きな荒波の中にあっても決して挫折することなく、生き抜き、生涯成長の日々であることを切望し卒業生への言葉とします。
 
『念』と『恩』をもって素晴らしい将来に向かって精進してください!(入学式式辞) 2018.04.09
 
花あれほど厳しかった冬も過ぎ、校庭の木々の緑が目に見えて濃くなるとともに、草花も一斉に咲き誇っています。生きるものすべてに生命の息吹きがみなぎる希望の季節を迎える中、本日、入学を許可された555名の新入生の皆さん、入学おめでとう。
保護者の皆様方におかれましてもご子息・ご息女のご入学、誠におめでとうございます。
本日、ご多忙の中多数のご来賓ならびに保護者の皆様方に見守られ、このように清清しい中にも厳粛に平成30年度入学式を挙行出来ますことを心より感謝申し上げます。
 
さて、新入生の中には、勉強を頑張ろうと思っている人、クラブ活動に全力を尽くそうと思っている人、逆に不安と期待が入り混じっている人など、様々な思いでこの式典に出席していることと思います。皆さんは、本日より正式に祐誠高校の一員となりました。今日よりは、3年後の卒業を目指し、この学び舎で鍛えの汗を流していただきたい。
 
そこで、新しいスタートを切る皆さんに2つの漢字についてお話したいと思います。一つ目の漢字は
「念」です。不可能と思える事柄を達成するために良く「執念」とか「一念」という言葉が使われます。この「念」の字は「今」に「心」と書きます。不可能と思えること、また大きな成功を掴むためには、いつかではなく、今の心がどうなのかが、重要なのだとの教えだと考えます。今日、この瞬間が皆さんの「今」であり、この瞬間から「自分は、こうなるぞ!」と将来の目標・夢を心に決め着実に精進してもらいたいと思います。

二つ目の漢字は
「恩」です。恩という字は原因の因に心と書きます。今日、皆さんがこの場に居て、晴れて高校生としてスタートできるのには、愛情を持って育ててくれた保護者の方々や、温かく見守ってくださった、周囲の方々のおかげであります。こういった原因に心から感謝することが人として大事なことだと信じます。

そして、その二つの漢字の意味するところ、つまり常に感謝の心を忘れず、どんな状況になっても、「さあ今からだ!」と挑戦し続ける最高の3年間でありますよう祈念して式辞とします。

 
2017年度修了式 〜「希望」さえあれば〜 2018.3.20
 
いろんなことがあった2017年度でした。身近に九州北部豪雨の災害を目の前にし、自然の猛威に人間の非力さを思い知らされました。しかし私たちは「希望」さえあれば生きていけるのです。希望があれば目的が生まれ、そのために何をすべきかが生まれます。非力な人間は困難に負けない力を少しずつ付けていきいます。

皆さんは3学年・2学年へと進級します。たくさんの「皆勤賞」、たくさんの「優等・優等賞」、たくさんの「クラブ表彰」を今日はご披露しました。私自身が、がんばる皆さんに励まされているような気もしています。がんばる皆さんがいるから、前向きに夢に向かって応援しようと・・・。

新生徒会も結成されました。皆さんが、2018年度、素晴らしい充実した学校生活が送れることを心より祈っています。「
希望」を持って、「目的」に向かって一歩一歩進んでいってください。
 
 
第54回卒業式 〜自分を磨き、「形影相同」の人生を!〜 2018.3.1
 
校庭の木々の芽もほころび始め、たしかな春の息吹を感じる今日の佳き日に、第54回卒業証書授与式を盛大に挙行出来ますことは、私をはじめ全教職員の喜びであります。
 
卒業生505名に卒業証書を授与致しました。
今から3年前の4月9日、皆さんは不安と期待に胸をときめかせながら本校の門をくぐりました。私もその年の4月1日に祐誠高等学校の校長の大任を拝し、期待と緊張の中、皆さんを迎えました。それだけに私にとっても本日の卒業式は特別な想いがあります。
 
私の尊敬する大教育者は、次のように述べています。
生徒にとって最大の教育環境は教師自身である」と。つまり生徒諸君にとって最も大切な学校の環境は、生徒の幸福を願い愛情を持って共に成長しようとする教師が居るかどうかである。ということを教示されていると思います。私をはじめ、すべての教職員が皆さんと真剣に向き合った3年間であったと言えるように真摯に取り組んで来たつもりです。
 
また何よりも505名の皆さん一人ひとりがしっかりと努力し精進して来た結果が本日のこの晴れの卒業の日をもたらしたのです。そして、それを可能にしてくれたのが、保護者の方々のご協力と関係者の皆さまのご助力の賜物であります。改めて感謝申し上げます。

希望に溢れ大いなる未来に生きる卒業生諸君に、はなむけの言葉を贈ります。
時代は今、大きな荒波を受け変化を繰り返しています。科学技術の進歩は目覚しく近い将来には現在、人間が行っている業務の多くをロボットやAIが行うようになるだろうと言われています。そうなると人間の働き方や職種、そして人間を取り巻く社会環境も想像出来ないくらいに変わっていくことになるでしょう。さらに、政治や経済、国際情勢も大きな波に飲み込まれようとしています。ポピュリズムの台頭による迎合主義。自国ファースト主義やナショナリズムなど扇動やエゴイズムが正当化される社会へと変貌しているように思えます。これらはすべて人間の本源から発する本能的な欲望でもあります。したがって、これらを打破できるのも、やはり人間性であると思います。寛容の精神や慈悲の心と感謝の心です。私は人というのは「学び」と「心」で動く生き物だと思っています。
 
孔子は論語の中で「
学びて思わざるは則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」と言ってます。
つまり「学んで、その学びを自分の考えとして受け入れていかなければ、身に付くことは無い。また自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まってしまい危険なことである。」という意味です。ヒトは人から学び、思考することによって、はじめて社会的な「人」になります。
 
皆さんに当てはめて言えば、人生や職場の先輩または同僚など周囲の人から常に謙虚に学び、そしてそれを素直に受け入れ、実践していかなければ人として磨かれていかないのです。時代や環境がどう変わろうとも、人はどこまでいっても人であることは変わりません。人間性の陶冶こそが、生きていく上で最も大事なことであり、そのことこそが、どんな時代も社会の変化をも超越して皆さんに、共感と成功をもたらすものと信じます。皆さんには、ぜひそのような生き方をしてもらいたいと思います。そのためにも健康に留意し、心身を大いに練磨して青年らしく活動して行ってください。
 
10年後・20年後、皆さんが世界中の至る所で、そして様々な分野で、なくてはならない存在として、活躍している姿が目に浮かびます。今日がその旅立ちの日です。皆さんの未来が大きく開けていくことを願って、式辞とします。
 
 
中学3年生の皆さん、キャンパスウォークの参加ありがとうございました! 2017.10.3
 
夏・秋2回、5日間の体験入学が無事に、そして盛大に終わることができました。参加の皆さん、祐誠高校はいかがだったでしょうか?
皆さんにとって学校選びは、将来に大きな影響を与えることとなります。それゆえ、実りのある学校生活を送るためにも、その高校の雰囲気や教育目標・進路実績などを知ることはとても重要です。本校は普通科と、工業4科(機械科・自動車科・土木科・情報技術科)を設置しております。それぞれの科ごとに特色ある教育を行い、21世紀の世界をになう人材の育成と生徒一人ひとりの「夢の実現」のために、職員・生徒が一体となって日々精進を続けています。
 
皆さんにとって楽しく、充実した体験になったと信じております。さらに皆さんが自信と、誇りと、希望を持って本校に入学されることを期待しております。21世紀をになう皆さんと共に、祐誠高等学校の新たなる歴史を築いていきたいと思っています。
 
また、中学校の先生方、保護者の皆様には、申込み手続き・引率・参加と、大変お世話になりました。心からお礼申し上げます。この体験が、子どもさんたちの進路決定にとって、有意義なものになることを祈念しております。
  
 
『感謝の心』を大切に、この3年間共に成長しましょう!(入学式式辞) 2017.03.08
 
花爛漫のなか、校門をくぐり抜け、期待と不安を胸に入学式に臨んだ508名の新入生の皆さん、入学おめでとう。また、この式典にご列席くださった多数のご来賓の方々、ならびに保護者の皆様方に、見守っていただき、新入生の新出発がなされることを心から感謝申し上げます。
 
さて、新入生の皆さんは本日より祐誠高等学校の生徒として、勉学に課外活動に青春の汗を流しながら、三年間の教育課程を過ごして行くわけですが、そのすべての面に亘って、心しておくべきことを示しておきたいと思います。私が敬愛する、ある詩人は次のように言っています。

「なぜ勉強するのか、それは智慧を習い究めて、最高の人格を開き、恩ある人々を、皆、幸福へ導いて行くことであると。」

では、恩ある人々を幸福へ導いて行く「
」と「智慧」と「」を持つための根本は何か。それは「感謝」です。「感謝」とは、人間性の真髄であると信じます。ともすれば、自己中心主義な風潮の社会にあって、この「感謝の心」は輝きを放って皆さんの人間性を高め、人生を大きく開いていくための糧となるでしょう。これから皆さんは、この広い世界の中で、多くの人々と巡り合い、ともに力を携えて生きていくことになります。その巡り合わせは、皆さんにとって必然であり、尊い出会いとなるはずです。
 
本日、皆さんが、この晴れの入学式に出席できているのも、保護者の皆さまを始め、多くの方々の支えと応援が有ってのことであります。また、これから始まる高校生活も、友人や先生方の温かい励ましやご指導、より多くの方々の支えと応援が、あることでしょう。学問であれ、クラブ活動であれ、更には社会生活であれ、皆さんの生活には多くの人々との関わりがあり、その全ての関係性は、その人の人間性に帰着します。その人間性の根本に据えるべきものこそが「感謝の心」であります。新入生諸君は今日、帰宅したら、まず保護者の方々や身の周りの方々に、高校生活をスタート出来たことへの感謝の言葉を伝えてもらいたいと思います。恥ずかしかったり、照れてしまったり、「今更そんなこと言わなくてもわかってくれているはず・・・」と思う人もいるかもしれません。しかし、その小さな一歩が大切なのです。
 
文芸評論家の佐古先生は次のように言っています。

人間を漢音ではジンカンと読みます。人間とは人と人の間と書くように本来の意味するところは、
“ Between man and man” という関係概念であって、人と人の間という意味です。人が人間になるということは、言い換えるなら、人間(ジンカン)性、つまり社会性を持つということであります。それは、私達が孤立的自己の世界に閉じこもらないで、他者との間に間柄性をつくり出して生きることです。

そして、それをいかにして「人格と人格の間」として深めていくかが、21世紀に向き合う日本人の課題であります。
「千里の道も一歩より始まる。」

どんなに偉大なことも身近なところから始まります。感謝の心から始まる、皆さんの人間性が、充実した高校3年間での成長によって、より大きな人格にまで高まり、幸せな人生を歩んでいく力を獲得ていくことを期待して式辞といたします。
 

 
2017卒業式、夢と理想を持ち続ける人生たれ! 2017.03.01

桜舞う中、不安と期待を胸に本校の校門をくぐってから、3年が過ぎました。この3年間、皆さんは様々な試練や困難を乗り越え、友とスクラムを組み、勉学は勿論、思い出となる学校行事、個性を伸ばすクラブ活動に、黄金の汗を流して来ました。その結果、全国いや世界で素晴らしい活躍した友達も、皆さんのそばに存在するわけです。そしてあらゆる生徒諸君が、この学び舎に輝く歴史を刻んでくれました。
 
本日、多くのご来賓ならびに保護者の皆様のご参列を賜り、第53回卒業証書授与式を挙行できますことを、衷心より感謝申し上げます。ただいま、卒業生461名に卒業証書を授与いたしました。卒業生の皆さん、そしてこの日を楽しみにしてこられた保護者の皆様、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
 
さて、本日この学び舎を巣立っていく皆さんの中には直接社会に出る人、または専門の知識・学問を身に着けるため進学する人もいると思います。どの道に進むにしても皆さんの行く手には幾多の試練が待ち受けていることでしょう。世界を見渡すと、数え切れないほどの難問が山積しています。アメリカ大統領の交代、隣国である韓国・北朝鮮・そして中国の関係、EU崩壊への危機、中東地域の不安定化、難民問題、貧困と飢餓、環境やエネルギーの問題などです。
 
加えて、日本は世界に例を見ないスピードで超高齢化社会を迎えています。しかし、よくよく考えてみると、どんな時代でも、問題の無い時は無かったと思います。要は、それらの問題に対して諦めず、人類の智慧を持って真摯に、解決していくしかないのだと思います。人の智慧は、人生を、社会をそして世界を、大きく変えていきます。そこに人間の無限の可能性があり、科学や技術の大いなる進歩・発見・発明があると考えます。
 
皆さんの未来には山積する問題と、同時に無限の可能性を秘めた未来が待っています。そこで、未来を担い立つ若き皆さんに、「夢と理想を持ち続ける人生たれ」と呼びかけたい。私が尊敬する吉田松陰先生は、次のように言っております。
 
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし」と。
 
まさに、この言葉の通りですが、この教訓を逆から辿ってみると、「成功するためには計画が必要であり、その計画を立てるためには、理想が必要である、そして、その理想を持つためには、まず夢が必要だ」と言えるからです。夢も理想もすべて心から生まれます。要は環境でなく、皆さん一人ひとりの心が自分の未来・ひいては周囲や、世界市民の一員としての未来を決することになります。まさに「
心こそ大切なれ」であります。
 
皆さんの未来が明るく、そして悠々と開けていくことを念じ、心が豊かで、感謝と挑戦の日々でありますよう祈念して式辞とします。
 
 
2016体育祭、天候にも負けず、顔晴れやかに顔晴る生徒諸君でした! 2016.06.27

雨のため、最終予備日に延びた体育祭でした。当日も午後から雨予報で、残念ながらプログラムも一部変更となり、生徒たちには大変申し訳なく思いました。それでもブロック対抗リレーや応援合戦の様子を見て、みんなの一生懸命さに救われた気がしました。そして全体的な練習も予行も、なかなか十分にできない中、放課後遅くまで頑張っていた生徒たちが浮かんできました・・・。
 
生徒会は2011年から科対抗をやめ、科・コースを越えた5ブロック編成で、男女が楽しめる体育祭にしました。以来子どもたちの自主性と協調性は、さらに強く育っていると感じます。
 
歓迎遠足も熊本地震のため中止になりました。今年度最初の学校生活の良き思い出になったのではないでしょうか。祐誠高校の生徒諸君、先生の皆さん、観覧された保護者の皆様、お疲れさまでした。

 
さあ出発しよう! 悪戦苦闘を突き抜けて!(入学式式辞) 2016.04.09

桜花爛漫の時も過ぎ、新緑の木々の下を通り抜けて来られた601名の新入生諸君、入学おめでとう!みなさんの入学を教職員一同、心から待ち望んでおりました。今日より祐誠高等学校の新しいドラマを共に作りあげて行きたいと、心躍る思いです。
 
さて、新入生のみなさんは、いろんな気持ちで、この入学式に臨まれたことでしょう。ただ、高校入学はゴールではなく、みなさんの大いなる人生のスタート地点なのです。どんな高校生活を送り、何を学び、最後にどのような結果を出すかが、人生にとって、より重要だと考えます。
 
本校には多くの学科と多様なコースが有り、その、それぞれが他校に決して負けない教育内容を誇っています。県下でも屈指の旋盤技術を持つ機械科。圧倒的な整備士国家試験合格者を輩出する自動車科。測量技術は福岡県トップレベルの土木科。全国パソコン甲子園の入賞者を出す情報技術科。今年も超難関の国立大学医学部に現役合格を勝ち取った普通科。さらにヒューマンシップ群という世界で唯一のカリキュラムを有するドリームコースなど、それそれの科とコースが皆さんの活躍を待っています。また、クラブ活動においても全国で・世界で活躍するのだと心に決めている人もいると思います。
  
いずれにしても、本日より祐誠高校生としての生活がスタートします。世界的に有名なアメリカの詩人、ウォルト・ホイットマンは言っています。
「さあ出発しよう! 悪戦苦闘を突き抜けて! 決められた決勝点(ゴール)は取り消すことができないのだ」と。新入生諸君、さあ本日より新しい高校生活の出発です! 3年後の決勝点(ゴール)を目指し本日より大いに頑張ってまいりましょう! 
 
矯(た)むるは若木のうちに! (卒業式祝辞) 2016.03.01

3年生のみなさん、卒業おめでとう!
世間では、高校時代は人生第2の誕生期と言われ、この時期は知識と体力に加え心も大きく成長する大事な時期と言われております。このように重要な3年間をこの学び舎で過ごし、友情を深め、クラブ活動に汗を流し、勉学に励み、時には悔しさに涙し、大きく成長して本日、晴れて卒業という日を迎えました。
 
卒業生557名の姿そして目の輝きに、この3年間の教育の成果を見る思いがし、心が熱くなったのは、私ひとりではないと思います。今日まで、懸命に見守り、支えてこられた保護者の方々のお喜びは、ひとしおだと、拝察いたします。本当におめでとうございます。卒業生諸君は、今日まで支えてくださった保護者の方々への感謝の念を決して忘れないでください。
 
諸君の旅立ちに当たって、3つの指針を送りたいと思います。
1つ目は、情報の選別能力を高めることです。
現在の社会には、情報が洪水のごとく溢れ、その情報の中には、私たちにとって有益な物から、有害なもの、偽りの物など数多く含まれています。その真偽を見極め、自分に必要な物を選別できる能力が、求められます。どうか、目の前に溢れる情報を鵜呑みにしない、そして情報に流されない、知恵と判断力を養ってください。

2つ目は、社会的マナーを身に着けるということです。
これから大人の社会に巣立つ皆さんは、これまで以上に、様々な人たちとの出会いがあります。そのような中で、自身を成長させ、人間関係を円滑に進めていくためには、社会的マナーを知り、そのマナーを遵守する姿勢が重要です。その基本となるのは、謙虚な姿勢と、周囲への感謝の気持ちだと考えます。皆さんは、人生経験においてはまだまだ未熟です。周囲の方々に育てていただく気持ちで、謙虚な振る舞いから出る行動こそが、社会的マナーとして受け入れられると考えます。
 
3つ目は、自分の生きる根本的な意味を探ることです。
ロシアの文豪で、思想家でもある、トルストイは「人生の唯一の意義は、人のために生きることである」と言っています。人は何のために生きるのか。 それは自らの価値を創造し、それを以って他者を幸福に導いていくことであると思います。皆さんがそれぞれの職場で、社会の幸福のために働くことは、もちろんこの事に通じると思います。加えて自分の人生を通じて、自分のため、家族のため、そして社会のために何らかの貢献ができる人になってもらいたいと、切に願うものであります。
 
卒業生のみなさん方の人生が、大きく開けていけますよう、心からお祈りしています。
 
 
2年ぶりの文化祭、その成功を祈ります。 2015.10.27

生徒会主催による第18回祐誠高等学校文化祭が2年ぶりに開催されます。
今回の文化祭テーマは生徒会のみなさんが真剣に協議し、「STAGE」となりました。
テーマの趣旨は、「生徒 1 人ひとりが自身の舞台に立ち、自分にしかできない役を演じよう 。」
とても素晴らしいテーマだと思います。 
大きな行事になると、一部の生徒だけが頑張れば良いという風潮が出がちです。
そのような雰囲気を一掃し、本校に学ぶ全生徒諸君の力を結集して「ひとりひとりが主人公」の文化祭にしていこうとする生徒会の意気込みが感じられます。
  
「全校生徒参加プロジェクト」では、生徒 1 人ひとりの夢や目標を書いたピースをまとめ、1つの作品に仕上げる"メッセージアート"を企画していると聞きました。人は皆それぞれが、それぞれの人生の主人公です。思い出も自分が常に主人公です。今回の文化祭テーマにあるように各人が「STAGE」で仲間と協力しながら自分の演技や役割を完壁にこなし貴重な青春の1 ページを刻んで欲しいものです。
また、文化祭展示の中心となる文科系クラブ・同好会、そして工業各科の生産系クラブの生徒諸君にとっ ては、日頃の成果を発表する絶好の機会です。祐誠高校らしい展示・発表を大いに期待しています。
  
加えて、本校文化祭名物の模擬展も楽しみにしています。どうか最後まで無事故の運営をよろしくお願いします。
最後に企画・運営に当たってくれた生徒会役員ならびに、バザーをはじめ様々な面で応援いただいた後援会の方々に、心よりお礼を申し上げ挨拶といたします。
 
 
3年ぶりの体育祭、生徒諸君の若さと団結力に、感動いたしました! 2015.06.29

今回は引継ぎがないまま、1〜3年生が最初から作り出した体育祭となりました。
順延された月曜日は、短い時間でも、一生懸命に練習に励んだみなさんの労をねぎらい、梅雨の合間の素晴らしい天気となりました。
各ブロックでは科を越えて、縦横のつながりが増したことでしょう。特に3年生の諸君は、学校生活の良き思い出になったのではないでしょうか。
授業だけでは得られない人間力の大切さを、この体育祭から再度学んだような気がします。
祐誠高校の生徒諸君、先生の皆さん、観覧された保護者の皆様、お疲れさまでした。

 
新入生の皆さん、入学おめでとう 。無限の可能性に向かって、ともに頑張りましょう! 2015.04.09

保護者の皆様方のお慶びも、ひとしおかと拝察し、心よりお祝い申し上げます。
新入生の皆さん、本日より3年間、皆さんは、この学び舎で、多くのことを、学んでいくことになりますが、その際、大切にしてもらいたいことが、あります。それは、行動を起こすとき、常にそれが「何のため」なのか、という、目指すべき、1点を明確にしておくことです。何のために、いま勉強するのか、何のために、苦しい練習を頑張るのか・・・。それが、鮮明になればなるほど、皆さんの努力は光り、実を結び、どのような難局も、主体的に乗り越えていけると信じます。
私は、皆さんが、この学び舎で学んだことを通して、自らの、無限の可能性を開花させ、地域や社会、広く世界の様々なところで、将来、活躍してもらいたいと思っています。
そこで、皆さんに“ヒポクラテスの宣誓”という言葉を送ります。ヒポクラテスは、古代ギリシャの医師で、西洋医学の祖と言われている人です。
将来、医者になる人が「自分の専門的な識や技能を、人間同朋の、搾取に向けられるのではなく、人への奉仕に用います」、と誓うことを“ヒポクラテスの宣言”と言います。
このことは、医者になる人に限らず、これからの高校生活で、勉強する人、専門性を取得する皆さんすべてに、通じる真理だと思います。
何のために、この学び舎で学ぶのか、それは自分の夢の実現だけに止まらず、生涯にわたって、人の為、社会に貢献する為に学ぶのだと、新しい人生のスタートにあたって、皆さんに呼びかけたいと思います。
私をはじめ、全ての先生方が、みなさんのことを、全力で支援してまいります。どうか、最高の3年間を送って欲しいと思います。